おっさんレンタルを知って、これだ!って直感で思った。
たくさん人と会えば苦手意識もなくなるんじゃないかと思った。
それにカラオケでの経験があった。
(カラオケの記事: 「苦手思ったカラオケで96点!!」)
苦手なことは避けても、いつまで経っても無くならない。
それどころか、苦手意識は増すばかり。
苦手なことは、苦手なことに立ち向かわなければ無くならない。
とは言えども、苦手なことは苦手なわけで、、、
おっさんレンタル始めるまでに、ずいぶん苦労した。
人と話すと目が熱くなる。
相手の目を見てられない。
でも目を切っちゃいけないと思って我慢すると、目が泳いでしまう。
そんなこと考えてるから緊張するし、会話が進まない。
こんなおっさん、レンタルしたい人なんているのか!?
それに、どんなお客さんが来るかわかならい。
騙されはしないか。
怒らせたりしないか。
ブログで悪い評価をされないか。
考え出したらキリがない程心配になった。
かと言って、おっさんやめるのか。
このまま、人が苦手な人生を送るのか。。。
葛藤が増すばかり。
そんなことを繰り返してるうちに、やるしかない!って思った。
怖くて怖くてしょうがなかったけど、このまま、人が苦手な人生を送るのは嫌だ!
そう思って、おっさんレンタルCEOの西本さんに、面接依頼のメールを送った!
そしてメールを送って一呼吸したら、、、
今までと比べ物にならないくらい大きな恐怖がやってきた。涙
体が小刻みに震えてきて、動機がした。
手足の裏から汗が滲む。
ほとんど寝れなくなった。
2日経っても症状はそのままで、まったく治る気配がない。
このままじゃ死んじゃうと思って、西本さんに断りの電話をしてた。
その代わりに、レンタルにしてもらって、自分の悩みを聞いてもらうことにした。
その週末、恵比寿駅の切符売り場前で待ち合わせ。
ちょっと遅れてきたけど、写真のままの西本さんが来た。
近くのカフェでに入って、早速、僕の気持ちをすべて話した。
西本さんは、うん。うん。と聞いてくれて教えてくれた。
「おっさんレンタルを始める前は、一人も友達がいなかった。何人もレンタルされているうちに、どう思われてもいいや。って思えるようになった。そしたら、今では友達ができた。」
あっ!やっぱり!
そう思った。
そんなこと考えてたら、西本さんが、
「あなた合格!」
「大丈夫!」って。
えっ!!!!
この仕事は間違いないと思ったけど、やっぱり怖くて家で考えさせてくれといい、その場はお別れした。
帰ってから、相変わらず怖さがあった。
やるか、やらないか。
やらなければ、今の状況が死ぬまで続く。
それば絶対嫌だ!
そう決意して、おっさんレンタルを始めることにした。
数週間後、西本さんから、僕のプロフィールをサイトに登録したと連絡をくれた。
おっさんレンタルのサイトに載ってる僕を確認して怖さがあったけど、何か前に進んだ気がした。
ちょっと興奮しながら電気を消して布団にはいったら、ピロリピロリ携帯がなった。
初注文だった。
登録後、たった2時間で注文がきた。。。
なかなか寝れなかった。
約束の日、待ち合わせは、新宿のミスド。
30分も早くついて、お店の中を外から覗いたり、近くをぶらぶらしていた。
そして、待ち合わせの時間。
思い切って、お店に入ってうろうろしてたら、「ナオさん」ですか?と声を掛けられた。
僕の初のお客さんは、若手芸人の「なったん」だった。
そう、神様が降りてきた。
僕が話さなくても勝手に話してくれる。笑
2時間だったかな。
あっという間に終わった。
ボーっと家路についた。
気づいたら、レンタル代としてもらった2000円を落としてしまった。。。汗
あれから、6ヶ月
まだ少し目を切りたくなるけど、ほとんど大丈夫になった。
人と会うのも苦でなくなった。
というより、みんな凄い話しやすいって言ってくれる。
人が苦手だった話をすると、まったく信じてくれない。汗
うん、僕は実は社交的な人だった。
一番驚いたのは、友達がたくさんいた事だった。
数人の友達や10人以上の飲み会に参加してたけど、いつも一体感がなかった。
それは、僕がみんなを友達と認めてなかっただけだった。
何が違ったのかな?
何を気づいたのか?
よくわかんないけど、
自分なんて、、、とか
一緒にいても楽しくないだろうとか。
駄目な人間。
価値が無い人間
そんなこと思ってたのかな。
でも、沢山のおっさんがいる中で、僕を選んでくれたこと。
それが自信になったのかも。
そして、
自分を少し認めれたからかも。