あなたが他人からされたくないことは何ですか?
悪口言われる
無視される
怒鳴られる
叩かれる
殴られる
…
絶対にやってほしくないことは?
殺される
人間は底辺に「生存欲求」があるから、
最もされたくないことは、殺されたくない。
だから殺されないようにする。
殺されそうになったら、
逃げたり、
助けを求めたり、
威嚇したり、
戦う、
のかな。
でも滅多に殺されそうになることなんてないよね。
人を殺したい人なんてそんなにいないから。
だけど私達は普段から殺されないようにもしている。
日本人じゃあ、そんな意識は感じれないかもしれない。
でもアメリカなら、そういう状況あるはずだよね。
銃を持ってたり、警戒したり、逃げたりすることあると思う。
相手にそうせる隙を与えない。
殺しても良いと思わせない。
物理的に殺されないようにしているし、
心理的にも殺されないようにしている。
暴力を振るわれていた母
僕が小学生のころ、父は母に暴力をふるっていた。
夜になると父の怒鳴り声と母の悲鳴が聞こえた。
もし母が他人に暴力を振るわれたら、
きっと警察呼ぶよね。
でも母は「父に」暴力を振るわれても警察を呼ばなかった。
何で呼ばなかったんだろう。
家庭のことだから???
僕はこう考える。
母は父が暴力を振るうことをOKとした。
だって暴力ふるったら警察よべばいいじゃん。
実家に逃げてもいいし、
誰かに助けを求めてもいい。
法律でも暴力を振るってはいけないって決まってる!
でも母はそれをしなかった。
もちろん意識でOKなんて思っていない。
無意識でOK出していたんだと思う。
人と人は関係性で生きている
先にあげた例は極端かもしれないけど、多かれ少なかれ同じ理屈のことが、あなた自身にもおきていませんか。
夫婦、親子、友達、学校、職場、、、
嫌なことを言われたり、悪口を言われたり、怒鳴られたり、叩かれたり、、、
そして、あなたはそれを放置していませんか。
そうされてもしょうがないと思ってませんか。
世の中には、他人の領域に踏み込む人もいれば、
自分の領域に踏み込まれている人もいる。
本来、人と人の関係は対等であるのが理想だ。
もしある一定の線を超えられてきたら、あなたは自分自身を守らないといけない。
もしあなたが自分の領域まで踏み込まれているのなら、対等な関係まで押し戻そう。
もし、あなたが殺されそうになったら、どうしますか?
必ず、殺されない様にするでしょ。
それと同じ。
悪口を言われたら、怒鳴られたら、、、
そう言う関係性ができているのなら、
それをOKのママにしない。
自分の領域に踏み込まれたら
相手はあなたが思っているほど、あなたのことを悪く思っていない。
あなたを苦しめようなんて思っていない。
そして、あなたが嫌な思いをしていること、苦しんでいることも知らない。
ただ、その人にもそれをせざるを得ない状況がある。
人は人との関係性で生きているけど、ある場では光となり、ある場では影となる。
言い換えると、あなたの前では怒鳴っていても、家では旦那さんに怒鳴られてるかもしれない。
相手はあなたの気持ちを知らないだけ。
だから相手にあなたの気持ちを教えてあげよう。
ただし、
慎重に、
相手が受け取りやすい言葉で、
怒りや恨みをすてて、
感情は一切込めず、
表情も感情もニュートラルで、
事実だけを伝える。
もし職場や上下関係があるときは、特別に慎重に。
見近な人で練習してからの方がいいかも。
話すときは1対1で。
相手のプライドを傷つけない様に。
嫌なことを少しづつ減らしていこう
例として母のことを出したけど、実際はDVとモラハラに深くはまってしまった人は、一人では抜け出せれないそうだ。
だからそうなる前に、そう言う状況を減らそう。
そうなる前に、そいいう状況をOKとしている自分に気づこう。
そして自分の周りから嫌なことを少しずつ減らしていこう。
それが幸せへの第一歩。